iPhone12miniのバッテリーを交換したので、まとめておきます。

apple純正BMSを新品セルに溶接して使うと、バッテリー「不明な部品」と表示されません。
概要
DIYでバッテリー交換する時の要点は
- apple純正バッテリーから取り外したBMSを新品セルに溶接した物を使う
- 修復コードを繋いで、容量を100%に変更(Hack)する
- 修理アシスタントでバッテリーを純正品と認識させ、中古として登録する
分解
分解は、画面の周囲にソルベントを注入しながら、慌てず外していく。

分解前に真空度を測っておく。交換作業後にも測って、防水性をチェックする。

分解は以前買ったバッテリーに付属していた吸盤やピックで十分作業できる。

画面が外せたら、コネクタをカバーしている板金を外す。

内部のネジはY0.6/0000。

ソルベントを注入してバッテリーを外す。この後、粘着テープを剥がす。

回転式のリムーバーを使うと作業が捗る。

画面の裏に付いた防水粘着テープもきれいに剥がす。
BMS取り出し
純正バッテリーからBMS(基板+コネクタ)を取り外す。

apple純正BMSは中古でも価値あり。

粘着テープで本体に貼り付けられていた側からシールを剥がす。

ひっくり返して、内側のシールを剥がす。

BMSを180度回転。

セルから出たタブを切断する。BMSの溶接部をミニルーターで削って、平らにする。
BMS溶接
純正BMSを新品セルにスポット溶接し、交換用バッテリーを作る。(中古BMSを溶接したバッテリーを売っている店もある。)

BMSのタブを起こし、セルのタブの上に置き、前側からスポット溶接する。

スポット溶接後、タブを切って折り曲げたところ。

1枚目のシールを貼る。

付属していたカバー(板)を貼り付け。

シールを貼って、完成。
リセット
修復ケーブルを介してバッテリーをつなぐ。機種によって方向が違うので注意。(13miniの場合は180度違い、下の写真では上の方からつなぐ)
手順
- バッテリーを繋いだら、USBケーブルを繋いで電力を供給し、iPhoneを起動する
- シャットダウンし、再度起動する(バッテリーが100%と認識されている)
- そのまま「部品とサービス」に行くと履歴が書き換えできる
- 再起動して「修理アシスタント」へ行き、指示通りに進む
- 「修理を完了」したら電源を切り、バッテリーを本体に収める
- 防水シールを貼り、画面を組み付ける

修復ケーブルを介してバッテリーをつないだ状態。
USBケーブルを繋いで電力を供給し、iPhoneを起動。

ここで問題発覚。使っていた純正BMS+新セルの場合(S/Nが変わらない場合)、「修理アシスタント」に行けないことが分かった。
急遽中古純正BMSを使ったバッテリーをY!ショッピングで購入し、コレを使うことにした。

Y!ショッピングで購入したS/Nの違うバッテリーをつなぐと「部品とサービス」の下のほうに「再起動して修理を完了」が表示される。

あとはダイアログに沿って進めれば、純正中古部品使用がappleに登録される。

バッテリー 中古 > と表示される。 (互換品は、バッテリー 不明(!) > と表示)

最大容量 100%
今回はS/Nの違うバッテリーを買う羽目になったが、次回は溶接して作ったバッテリーで登録できるはず。同じ機種用のバッテリーが2つあればサイクル的に使い回せると思います。
iOSのバージョンがアップすると、修理ケーブルが使えなくなる可能性があります。その場合は諦めて新iOSに対応した新しい修理ケーブルを買うしかないかな。


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